⚫歩行における左右運動

 

歩いていると右足のつま先が時々地面に引っかかる。左足は全くそういうことはない。階段登りでも時々右足が階段に引っかかって倒れそうになる。

ともかく右足の引き上げが微妙に足りないから、意識的に引き上げようとして歩くのだが、そうした意識は長く続かず、また引っかかる。ほんの二、三ミリの違いだろうが右足の蹴り出しが低いのだろう。

ふと今朝歩いていて、前後の蹴り出しや上方向の引き上げが悪いのではなくて、左右の体重移動ができていないのではないかと感じた。左足を軸にしてほんの少し左に倒しつつ右足を前に出すべきだが、左にしっかり倒れていなくて、右足を前に出そうとか上に引き上げようと意識してきた。しかしあまり良くならない。

ということで、左右に体重移動をしっかりして歩くようにした。そうするとつま先が引っかからない。しかし左右移動の悪いのを大きくしようとすると、硬さやぎこちなさが出てきて、とても歩きにくいし疲れる。

歩きながら左右移動を意識するのは大変だ。前に歩くのだから前の方に意識するのは容易だが、歩きながら左右運動を意識するのは難しい。ほんの微妙な動きなのだが、脳梗塞になるとそうしたバランスの崩れが各所で起こる。

ともかく体重を左右に動かす運動をリハビリに加えて、歩きながら無意識にスムースな左右移動ができるようにしたい。左右に少しでも動きが増えると、つま先が引っかからないだけでなく、歩いた時の首の振動が緩やかになる。その分、股関節や骨盤などがとても疲れる。

 

 

Friday 10:02

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野口整体と子育て

野口整体と子育て                      小平整体塾    高橋秀和   令和一年五月

 

⚫野口整体の子育ての基本

野口整体の子育てはかなり特色があると思います。

その特色を全うするのは、現代的な生活の中では難しいかもしれません。そもそも野口整体の子育ては昭和の初期に生まれたもので、野口先生の子育ての実践から生まれたものです。もう彼の息子は70歳以上になっていますから、時代的に言うと戦争中とか戦後の混乱期や復興期に生きた人にあたると思います。その当時の日本人の生活環境は今と全くといっていいほど違っています。その頃の子育てと生活は、明治大正時代とかわらないことが多いくらいです。だから、野口整体の子育てはかなり古い面があると思います。しかし、子育てや生き方の基本は同じ面が多いです。そう言うことで、現在の子育てのいろいろな問題が起こった時も、私が子育てした昭和時代の終わり頃から平成時代のことを手本として語っています。私の子育ての時期は今ほど大変ではありませんでした。野口先生の子育て法が、そのままやっていけるような、牧歌的な時代でした。でも、野口整体の子育ての基本は0〜3歳児です。0〜3歳児の子育ての基本的なことは今でも変わらないと思います。特に妊娠中から2、3歳までの子育ての基本になる時期はあまり変わりません。ということで野口整体の子育ての基本について以下に記していこうと思います

 

⑴子供の小さい頃、胎児期から3歳児は子育てのメインとなります。

子供が小さい頃に、生物としての自然のたくましさを育てるのが第一です。子育ての基本は胎児期と0歳から3歳までで、詳しく分けると、胎児期、新生児期、ハイハイ時期、1歳(歩行期)、2〜3歳(活発期)、4歳児以上(躾の時期)となります。

  特にその時期に沿った、自然に成長して行く子育て法のポイントは、自然にする成長の運動を十分にさせることです。現在の赤ちゃんや子供は明らかな運動不足が多いです。運動不足だとその成長期に発達するべきものが機能しません。そして自分の子供が運動不足だと認識している人はほとんどいません。しかも運動のスタイルが成長の時期によって違うのです。

 

運動不足=発育不足=発育の偏り=構造的な骨格や筋肉の偏り、、、、という風に悪化の連鎖に入っていきます。それが3歳児まで多くは決まってしまって、保育園や学校以前で発育不足が決まって来てしまいます。歯科医師の丸橋賢氏は「日本人の退化」と呼んでいて、若い世代の歯や骨格全体の構造的退化が日本人に急速に進んでいると警告しています。整体指導をしていても、僕は丸橋さんと同意見です。背骨や体全体の強さやバランスや感度が明らかに世代ごとに落ちて来ています。僕らの上の世代で明治大正、昭和の初期生まれの世代の体は頑丈です。僕の父母から上の世代です。この世代の人たちには馬や牛のような頑丈な人がいました。それから三代下がった今の子供は、全体的に華奢で頭や首が緊張して腰が弱い。今のお母さんの世代でも子供をあまり産めなくなっているし、不妊症の女性も多くなってきました。子供が減っているのは収入や子育て環境が悪化しているのなく、むしろ欲しくても産めない作れない、子供の生産能力の無さが多くなっていると思います。これから益々若い世代や子供世代が退化してゆくかもしれません。歯や顎の観察と整体的な体の観察からはとても悲観的な印象ばかりが増えています。

 

と言うことで、子育てから人間の退化や生殖能力の低下を防いで、逞しく丈夫で元気な子供を3歳児までに作るには野口整体の子育て法が参考になります。そのポイントを以下に見ていきましょう。

 

⚫胎児期の妊婦散歩

野口整体の子育ては胎児から始まります。妊婦さんは毎日マタニティ散歩をして、胎児に積極的に話しかけます。散歩を良くしている妊婦さんは毎日調子も良く、安産となります。難産の人は運動不足が多いです。ただ運動をするのでは駄目で、ゆっくりしたペースでマタニティ散歩をします。そして、胎児に積極的に話しかけて下さい。胎児はただの肉の塊ではなく、魂が宿っています。「今日はいい天気だねぇ。」とか「ご機嫌はいかがですか?」などと、赤ちゃんや自分の気持ちや体調について語るのです。質問するのです。お母さんが話しかけると、赤ちゃんは喜んで反応します。親子の絆をつけるのに、散歩と話しかけはとても大事です。しかも赤ちゃんは元気になり、自分は体が整って安産になります。赤ちゃんがとても元気で逞しい基本ができます。生きて行くことの喜びや楽しさを感じる子どもになっていきます。この胎児期の散歩と話しかけの効果は思っている以上にあると思います。お母さんだけができることです。

 

マタニティ散歩の仕方

々幅に足を開き、指先を少し開く。ちょっと上向きに視線を泳がせ、一歩4〜6秒かけてゆっくり摺り足で歩く。体軸を真っ直ぐにして顎はやや上げる。下を向かない。摺り足。足を上げなくて良い。

一歩は少しずつ移動し、等速度で歩く。股関節や骨盤を使って歩かないとゆっくり歩けません。この歩き方で20分続ける。毎日続ける。

げ燭皺拱は持たず、一人で行う。上の子や夫とは一緒にできない。

スが痛いとかだるいとか体調が良くない時も、毎日続ける。散歩することで体調が良くなる。

ιが強いとか寒いとか雨が降っているときは、無理せずに、家の中で行う。好きなアロマを焚いたり、音楽をかけて、リラックスして行う。頭を中心とするストレス対策にも良い。

П親阿了曲發箸いΔ茲蠅蓮∪屬舛磴鵑箙盤に対する『瞑想』みたいな感じ。マタニティ散歩をしていると、歩きながら赤ちゃんに話しかけたり、赤ちゃんの言い分が伝わりやすい。

╂鼎で集中できるところを歩く。公園とか緑道とか。

✳産後もマタニティ散歩はお勧めです。マタニティ散歩で産後の様々な体調不良に良い効果があります。

 

⚫新生児期〜ハイハイの準備運動•介助としての愉気

野口整体で出産後はすぐに赤ちゃんへ愉気(整体的触手療法。掌に気を集め優しく気を通す。お母さんなら誰でも出来ます。)をします。お母さんが出来なければ、誰でも良いので愉気して下さい。愉気する場所は前頭部と肝臓です。赤ちゃんの興奮した頭、特に前頭部に愉気して下さい。赤ちゃんの興奮や恐怖を弛め、頭の緊張を解きます。まだ地上に慣れないので、肝臓に愉気すると頭の緊張も解けるし、内臓全体が働いて来ます。黄疸にもなりにくいです。

 

産まれてから、だんだん赤ちゃんは様々な動きをします。胎児の時から話しかけて散歩をしていると、動きは活発で体が柔らかいです。しかし最近の赤ちゃんは新生児の時から動きが少なくて鈍い様です。そのためにお母さんが積極的に触って優しく愉気したりマッサージしてあげて下さい。

いかに新生児期の特色を上げて行きます。

 

•手足バタバタ運動を良くする。最近は赤ちゃんが運動しないので、手足、指マッサージ、顎鼻マッサージ、などをしてあげる。

•運動のたりない子は嫌がる、痛がる。

•鼻や頰を触ると嫌がる。

•噛み締めたまま顎関節が硬い。 愉気やマッサージをすると赤ちゃんは落ち着いて来ます。

•その後もヨダレが少ない。口の動きが無い。声が出にくく、キーキー高い声で泣く。

•舌や顎の動きが悪い。鎖骨が上に上がって硬い。

•踵から蹴らない。指の方に力がかかり、足趾が握ったまま硬い。踵が発達せず小さい狭い。硬いので触ると痛がる。

•足全体の指が曲がって硬く、大きい土踏まずの無いスリッパ形になる。

•脚の裏側が硬い。骨盤が動かない。

•踵ー膝ー股関節の伸縮がなく棒の様に固まる。

•反り返ったまま棒の様に硬くなる。

•抱っこしても抱きにくく、軽い感じ。

•腕をバタンバタン受け身の様に動かさない。

•ウーン、ワーイ、ブウブウなどの喃語が少ない。動かない赤ちゃんは静かですが、舌や顎の動きも少なく、喃語が少ないです。喃語は口や顔や歯のの動きを誘導すする運動として大切。

 

最近の赤ちゃんは、こうした腕、脚、口、顔、指、背骨、骨盤など、全身の運動が全て少なすぎます。つまり赤ちゃんが動きません。ハイハイ期以前の新生児から自然な運動が足りないので、準備運動不足ではハイハイをしません。新生児期に準備運動がたっぷりあればハイハイに自然に移って行きます。普通のお母さんは自分の子が運動不足とは思っていません。

 

運動が足りなくて、上記の様な体の場所が硬い赤ちゃんは、ハイハイしないと予想してお母さんが補助、介助してあげる必要があるのです。硬くなってくるのは運動しないからですが、動いていなくても変に硬く力を入れている場合もあります。そう言う時はハイハイするまで介助してあげて、自分で正しいハイハイをし始めれば、運動不足にならず、すくすくと育ちます。

産まれてから新生児期の六ヶ月のハイハイの前の準備期間は大切です。この期間に運動不足になっている赤ちゃんがほとんどです。この時期に硬くなって運動しない子は、間違いなく急にハイハイすることはありません。どうせ毎日赤ちゃんには触るのですから、お母さんが赤ちゃんに愉気やマッサージや簡単な体操をしてあげるかどうかで、良し悪しが決まって来ます。毎日やりますが、10分くらいでもいいと思います。赤ちゃんは触ってあげると喜びますし、何と無く触っても、簡単に効果が出て来ます。赤ちゃんが勝手に動き出すのです。

 

この新生児期に触ってあげると簡単に効果が発揮できます。ハイハイまで潤滑に進んでいけば、赤ちゃんは勝手にハイハイで動き出し、運動不足にもなりません。これが十ヶ月まで動かないで、ハイハイもしないて、歯がたくさん生えてくると、かなりハイハイに向けるのが難しくなります。だから、この新生児期に、せっせと動かしてあげて下さい。

 

⚫ハイハイ期、、、、補食とお座り

子供によって多少違いはありますが、ハイハイ期には補食が活発になりオッパイだけでなく固形物を食べたがり始めます。その時同時に首が座ってお座りができるようになり背骨が骨盤の上に立ち上がって来ます。お座り姿勢を自分でできるようになるとかなり消耗するのでしょう、オッパイでは足らなくなるのでしょう。固形物をせっせと食べて、更にオッパイを飲む子もいます。お母さんにとって授乳は愛情表現の大きな一つですが、毎回やるのは大変なものです。卒乳して無事に補食に移行出来ればとても子育てが楽になります。今は食べ物をどう選ぼうとか料理しようという事に興味が行きがちですが、自分で座って食べるには赤ちゃんが安定した座り姿勢を保ってくれなければなりません。赤ちゃんの運動能力が成長してくれなければなりません。座る、指を使う、噛む、固形物を飲み込む、そうした運動がスムーズにできるようにならないとできません。

ハイハイに限らず、固形物を食べることも成長の大事な証です。運動の成長ですから、お座り一つにしても少しずつ運動できる準備が必要です。指、手、腕、口の発達、背骨や骨盤の発達も必要となります。赤ちゃんが運動したら素直に喜んであげましょう。「〜〜を握る事ができたね。」「お座りができたね」とか、運動や姿勢が変わってくれば、赤ちゃんの世界も変わるのです。あかちゃんからすれば、姿勢が変わる事は大きな世界の変化なのです。

 

以下に運動と主要な腰椎との関係を示します。腰椎の動きが悪かったり弾力性がないと、発達が遅れ姿勢や動きがちゃんとできません。対応する腰椎(L)を書きましたので、赤ちゃんの動きや姿勢が変だなと心配があれば、腰椎など気になるところに愉気して下さい。

 

 

•背骨、頭を自分で立てる       L1

•骨盤がしっかりする                  L4

•指を使える                             L1

•自分で食べる(手を出す。掴む。口に持ってくる。食べる)   L1

 

良くない例

•腕が伸びない。

•指が開かない。握ったままな

•顔が硬い。鼻が硬い。

•顔を拭くと嫌がる。

•舌が出ない。顎関節が硬い。

•オデコが削げてくる。

•頭全体が硬い。

•足趾の緊張。曲げている。

•踵が小さい。踵を突き出さない。

•足趾の小指が曲がっている

•横寝をさせると嫌がる

→手足バタバタさせる。反る。背骨をさすってやる。首や腕が硬い事が多い。

(うつ伏せを嫌がるのは、さらにまずい。緊張が手足、顔、背骨に拡がっている。)

•歯が早く生える

•高音でキーキー泣く(その時舌が奥に引っ込んでいる)

•夜寝ない


⚫ハイハイ期、、、、、四つん這い

ハイハイをしそうでしない、正式なハイハイでなくずり這いや高ばいや片方這いになる時があります。そういう時は赤ちゃんが四つん這いになれずL5に力を左右均等に入れる事ができません。そ  うなると他の腰椎に力を入れる癖ができているので、四つん這いをさせるのは少し時間がかかる場合がありますが、以下のように誘導してください。

 

うつ伏せ+踵押し→→四つん這いになる=L5に力が入る

 

但し、踵を押す時にアキレス腱を伸ばすように足首を締めるように押します。親指で踵に垂直に押して、足首を人差し指と中指で挟みます。そして足首を締めるようにしつつ踵を押します。踵が突き出すような姿勢をとらせるのです。すると押した力がL5に響いて、体癖でいうと五種ニ種を作り、頭が弛んで腰(L5、骨盤)に力が入ります。すると自分から四つん這いになります。一旦四つん這いになると、あとは手脚を上手く交差運動すれば、綺麗なハイハイをします。しない時でも踵押しを続けます。ハイハイしそうでしない子は多いのですが、こうしてお母さんが諦めずに何度か誘導すればハイハイするようになります。子供は成長の意欲があるので、一旦四つん這いになると、自然と自分でハイハイをし始めるものです。

 

四つん這になれば、ほとんど自分でハイハイをしますが、一旦四つん這いになって腕を伸ばし、股関節から動くようになったら、手脚の交差運動して綺麗なハイハイをして行きます。ここまでくると一安心です。ハイハイし始めてまた元に戻った例はありません。子供は前進して次の課題に取り組んで行きます。生後六ヶ月でハイハイを順調に始めると、生後一歳以上まで、六ヶ月間以上ハイハイをし続けます。子猫や子犬のように上手くなります。家の階段昇降もハイハイで安全にこなして行きます。するとある時突然歩き出します。

 

 

 

 

⚫ハイハイの発達

長い間ハイハイをしていると、ハイハイがとても上手くなり、運動の刺激としても最適です。将来に人間としての特色である、二足歩行、手を自由に使う、じっくり思考して話すということが大体生後一年で一気に揃うのです。そのためにもハイハイはどんどんして発達させるべきです。

ハイハイが発達すると以下のようになります。

 

•ハイハイのバランスが良くなる

•ハイハイの速度が速くなる

•ハイハイで階段の上り下りができる

•ハイハイで後ろ歩きができる

 

●ハイハイをしないでやってしまうこと

正しいハイハイができなくなると以下のようになります。

 

•つかまり立ち

 

•歯が早く生える  (生後一年頃生えると良い)

 

このようになる場合が現在ほとんどですが、L1が緊張しすぎて良くないようです。つまり頭の緊張を小さい時から強いられてきます。現在、認知症やうつ病やガンが増えているのも関係しているかもしれません。3つとも頭の緊張に関わっています。これからますますこうしたものが増えてくるでしょう。そのためにも、自然に歩くまでじっくりハイハイをすると良いと思います。

 

  また、早く立たせると安定するわけではなく、むしろ倒れやすくなります。だから赤ちゃんが立ちたくなったら、つかまりやすい場所は無くしたり、歩行補助の道具は使わないほうがいいです。つかまり立ちを多くさせると、二、三歳の時に後頭部をぶつけやすくないます。まだ手や腕で防御できないし、倒れやすい子は足腰が弱く手や腕の動きが鈍いので、そのまま急所の後頭部をぶつけるのです。高齢者が転んで頭をぶつけるとダメージが大きいのは知られていますが、小さい子の頭部打撲も僕はとても怖いと感じています。頭部打撲は脳そのもののダメージも大きいですが、頭が緊張して様々な問題に発展して行く可能性があります。頭を打撲してから寝なくなったとか、下痢したとか、呼吸が浅くなったとか、顔の表情が変だとか、、、色々あります。ひどく打撲すれば脳内出血してCTを撮ればわかりますが、軽い打撲でも安心はできません。ハイハイをしない子は頭部打撲の機会がとても多くなりました。頭を打ったらすぐにまず愉気しましょう。

 

 

⚫ハイハイ期にお母さんが心掛けるべきこと

赤ちゃんにとって一番大事なことはなんでしょう?

子育てはいろいろなことをしなくてはなりません。全てを完璧にやろうとしても上手くできません。しかも子育ては長いです。0歳から3歳という子育ての基本の時期、放っておくと子供1人では生きていけない時期に一番大事なことはなんでしょうか?親が一番大切で、子供の体の基本を作る大切な時期です。

整体ではこの時期に動物的、本能的体力を十分につけて、子供の記憶には残らないかもしれないけども、絆を強めて逞しく一生元気でいられる基礎をこの時期に作るのです。しっかりとハイハイをさせて良く動かしてあげます。小さいけれども、まず運動です。その為には親や特にお母さんの力が必要になります。

 

お母さんが赤ちゃんの運動の自発的誘導を介助すべきです。介助しないとハイハイができない時代になってきました。運動の介助とは、ハイハイ期前の蹴りだし、踵押し、腰浮かせ、寝返り、足腰の動き、など簡単なことです。

そうすることでハイハイをするようになるし、怪我が少なくなります。

 

誘導する→ハイハイをする→赤ちゃんの運動が活発になる→赤ちゃんが元気で機嫌が良い

→お母さんが楽で育児が楽しい→赤ちゃんが怪我しない、、、、という風に良い循環になって来ます。

   

歩き→走り→はしゃぎ回る、、、、など丈夫で健康な子はすくすくと育って活動的です。ハイハイをうまくさせると、0〜3歳児はどんな体癖でもとても活動的になります。そして衝動的な欲求=子供らしい反射的な運動的な欲求も多くなって来ます。しかしそれを放置すると危険なことがあります。エネルギーが余ってしまったのです。エネルギーが余り、欲求不満になると、危ないことに興味を持って、怪我をしやすくなるのです。しかし、ハイハイをしっかりする子は運動でエネルギーをたっぷり使っているので、変なダメージのあるような怪我をあまりしません。ハラハラドキドキするのですが、身体全体の安定が良くて、頭を打ったり指を挟んだりしにくくなります。この年代の子は活発に動くのが一番いいので、変に大人しいより良いです。だから、危険な他人を傷つけること以外は、なるべく規制しないで、「だめ!」と言わないようにします。これは大変なことで、お母さんは心配のあまり箱入り娘のように危ないことは全部即「だめ!」とやりがちですが、なるべく「だめ!」と言わないようにしましょう。「だめ!」を多くを使うとひとまず大人しくなりますが。かと言って、なんでもして良いとは言えませんが。大人がなるべく「だめ!」と言わない様に、しかし子供の要求は通す様に、色々と工夫して下さい。

 

0〜3歳児は説明してもわからないことが多いのです。4歳児より上になると、説明が通じて聞き分けが良くなることが多いですが。整体を受けに来ても、3歳児までで機嫌が悪いと、整体を受けなかったり騒いて駆け回ったりすることが多いです。積み木やおもちゃや、興味のあることに視線を向けますので、だめと言わないで的確に誘導したり興味を深ませる様に抱っこしたりします。長々と言葉では説明できませんが、心の中で「何しても良いんだよ」と言う感じで、子供の要求を認めて、動きが速いのでついて行って、大人がしっかり集中していくことが大事です。大人の体力や集中力が必要です。親が楽しようとすると、上手くいかないし、元気な子供はすぐ見抜きます。ある意味で、元気な0〜3歳児は可愛くて楽しいけれども、大人がしっかり集中して手間がかかるものと思ってください。それは元気な証拠です。

 

⚫ハイハイの誘導体操について

最近はっきりしてきたことですが、立ってしまうかハイハイをするか、二つに一つの時期があります。このハイハイするかどうかの境目があります。ハイハイをしない子は立ってしまうのです。ハイハイをしないで立ってしまう子は以下の特色があります。


•腕を使ってのズリバイ(匍匐前進)が多い

•高バイが多い。しかもだいたい左右差があって始まり、そのまま片バイになりズリバイと混合して行く。

•こうなると四つん這いにならない。変形したまま変なハイハイが発達する

•そうなると変形ハイハイをしつつ立ちたがる→頭に過剰緊張がある

•頭をぶつけた直後に立ってしまう事が多い

•自分から頭を壁にぶつけたり、自分の頭を叩いたりする。頭の過剰緊張が不快なためだと思われる。

•立つのを大人が援助しているとハイハイはしない

•立つのが早く上手くなると良さそうだが、厳密に言うと立って安定するのではなく、ズリバイの垂直型である。正しいハイハイのあと自然に歩く流れとは違い、歩いても不安定で倒れやすい。頭の緊張が強い。なるべく立たせないでハイハイへ持って行くようにする。立たせないように捕まるところをなくし、立ったらすぐに足を払ってしまう。立たせないで、ハイハイへ向かわせる。ここが境目で大切。  

•ハイハイの誘導は親が特に母親が繰り返しやってあげるしかない。

さて、お母さんは忙しく大変ですが、赤ちゃんにハイハイ誘導体操をやってあげて下さい。  

✳ハイハイ誘導体操

•腰椎5番(L5)頸椎7番(C7)

に力を集めると良いので、

力が集まるようにイメージする。

 

→写真参照。整体の五種体操をタオルを使ってやってみる。赤ちゃんにハイハイ誘導する時も同じ。L5とC7に力を拮抗させて力を集める。脚は床からあげすぎないで外に開かない。一気に握っているタオルを離す。拮抗の勢いで踵がポンと飛び出し床にどんと当たる。L5とC7に気が集まる。(五種体操)

 

•踵を押す→→力を拮抗させて→→抜く  (五種体操と同じ感じ)

肩幅で膝から曲げて足首を立てて踵と股関節に力を集めるように、脚全体を腰幅に折りたたむように踵を上から押す。一気に抜く。ハイハイしそうな子は踵に力が入り、やりやすいが、ハイハイしない子は足指を前に尖らせて力を入れてくるのでくるので、できれば踵を触って自分の親指で真下に押しつぶす。踵と脛が同一線状になるように脚が開かないように。、

•踵を押すと子供が押し返してくるので拮抗させて少し耐える。力を踵に集める。突然脱力し拮抗した力を抜いて、子供の脚が踵で突き放つように、反射的に蹴り出してくれば良い。

•拮抗させて耐える時、できればL5とC7に力が集まるようにできればベスト。子供は逃げようとして、ねじったり左右に揺さぶったりしてくるので、そうすると、その時L5とC7に力が集まらなくなる。しっかり、踵、膝、股関節を垂直まっすぐ折り畳み、力を少し耐えて拮抗させると良い。踵を蹴り出すようにしてくれば、L5とC7に力が集まっている。

•五種の整体体操をやって、自分で体感すると良い。L5やC7に力が集まる感じを体感できる。

•ハイハイ誘導体操をできるようになると、自分で踵を突き出すように蹴ってきたり(L5に力を集める動き)、掌を床にバタバタ叩きつける柔道の受け身のような動作(C7に力を集める動き)を無意識によくしてくる

•四つん這いのちゃんとしたハイハイをできない子はこうした自然の準備運動をしない。その代わりをお母さんのハイハイ誘導体操がしてくれる。自然の蹴りや受け身の動作を自発的にする子は、そのまま普通にハイハイに移行して行く。

•うつ伏せで匍匐してしまい四つん這いにならない子は、まず四つん這いの姿勢ができないことが多い。

•四つん這いの誘導体操は、うつ伏せのまま、足首を固定して踵を踝に向かって垂直に押す。膝を外に開かないこと。うつ伏せのままハイハイ誘導体操をするような感じ。

•そうすると嫌がるが、膝をまっすぐに立てて四つん這いをするようになる。脚全体を広げすぎたり、狭すぎたりしてはいけない。踵、膝、股関節が同一線上にまっすぐ揃うようにして、踵を床に垂直方向に押す。 

 

 

⚫1歳児、、、、歩く•話す•歯が生える•手を上手く使う
ハイハイがうまくできるようになると、活発に運動ができます。のまま自然に歩いたり、話したり、歯が生えたりします。しかし、今はほとんどの子がハイハイしないで大きくなります。ハイハイをさせるのには、新生児の頃から運動不足なので、お母さんが運動の介助をしてあげなければなりません。簡単な介助をしてあげると、赤ちゃんは自動、的にハイハイの準備運動をします。一旦ハイハイし始めれば、自然に運動は活発になります。それが繋がり、一歳頃歩く+話す+歯が生える+手を上手く使う事が一緒にできるようになります。

 

⚫2〜3歳児、、、活発で暴れる、散歩に行きたがる

この時期は最もわがままで、自分勝手で、エゴイストです。しかも動きや要求が速いです。エゴ、生きている自分の核の原型を作る時期です。でもまだ危険はわからないし、衝動的に動くのでとても危険です。よく怪我をします。親や大人は「ダメ、ダメ」を連発しますが、なるべく、いや、絶対にそう言わないように決めて、子供の危険を先取りして守りつつ、好きなことをすぐやらせるのが大事です。これはとても難しいのですが、そうした方が子供は喜ぶし早く成長するし、正直で、親や大人の顔色を見ないで好きなことをやる、たくましい子に成長します。ただ、怪我をさせるのは良くないし、お友達や小さい子を危険に晒すのは良くないので、子供の要求をなるべく通しつつ危険を回避していくのがコツです。

この頃の子は動きが速く、要求も衝動的ですが、すぐ忘れて次のことに意識を向けるし、意識を持続的に長く保てないので、興味の対象を作ったり出したりしてあげて、子供の興味をそこに移すのがコツです。かといって騙すのではなく、子供の興味がどこにあるなか観察するのが大切です。積み木などを用意してあげて、積み上がったら壊させると喜びます。

頃から運動不足なので、お母さんが運動の介助をしてあげなければなりません。簡単な介助をしてあげると、赤ちゃんは自動、的にハイハイの準備運動をします。一旦ハイハイし始めれば、自然に運動は活発になります。それが繋がり、一歳頃歩く+話す+歯が生える+手を上手く使う事が一緒にできるようになります。

 

⚫2〜3歳児、、、活発で暴れる、散歩に行きたがる

この時期は最もわがままで、自分勝手で、エゴイストです。しかも動きや要求が速いです。エゴ、生きている自分の核の原型を作る時期です。でもまだ危険はわからないし、衝動的に動くのでとても危険です。よく怪我をします。親や大人は「ダメ、ダメ」を連発しますが、なるべく、いや、絶対にそう言わないように決めて、子供の危険を先取りして守りつつ、好きなことをすぐやらせるのが大事です。これはとても難しいのですが、そうした方が子供は喜ぶし早く成長するし、正直で、親や大人の顔色を見ないで好きなことをやる、たくましい子に成長します。ただ、怪我をさせるのは良くないし、お友達や小さい子を危険に晒すのは良くないので、子供の要求をなるべく通しつつ危険を回避していくのがコツです。

この頃の子は動きが速く、要求も衝動的ですが、すぐ忘れて次のことに意識を向けるし、意識を持続的に長く保てないので、興味の対象を作ったり出したりしてあげて、子供の興味をそこに移すのがコツです。かといって騙すのではなく、子供の興味がどこにあるなか観察するのが大切です。積み木などを用意してあげて、積み上がったら壊させると喜びます。

騙して黙らせるのは本当に危険な時だけで、あまり使わない方が良い。騙すと、子供は勘が良いので騙されたことがいつか分かるので、そういうことは割と覚えています。そして親や大人を信用しなくなります。

 

この頃多くは、子供がやたらと動きたがります。親が疲れていると子供の要求に答えられなくて、「疲れたからちょっと休ませて。」とか「今日は歩くのやめて家で静かにしていよう」なんていうと、怒り出したり勝手に外へ行ったりします。「だから危ないって言ったでしょ!」とかいって脅して静かにさせることも多いです。しかしこの時期は活発なのは元気な証拠です。やたらと走り回りたいのです。もし子供のエネルギーを運動で出してあげないと、怪我をしたり、小さい子をいじめたり、やたらとイヤイヤばかり言うようになります。「さあ、静かにおままごとしましょ」なんて言って従う子はとても少ないです。特に体癖の五種、七種、九種が入っている男の子は活発です。偶数体癖の子は大人しいですが。どちらにしても、この時期の子は活発で、外に散歩に行こうといえば飛び上がって喜びます。その時は待たせずに、すぐ出発して、何したい、どこ行きたいと聞けば、多くは即答します。ダメと言わないで、好きなことを好きなだけやらせる姿勢を親が持つことが大切で、基本的には子供は動きたいので、それを押しとどめるのはやめたほうがいいです。散歩に行きたいといえば、すぐ散歩に連れて行く。帰りたいと言うまで子供に付き合う。「早く帰ろう」とか、「ご飯を作る時間だ」とか言って、子供の遊びや運動の中断をなるべくするのはやめましょう。何度も言っていると、子供はき聞き始めるかもしれませんが、それは犬を調教するみたいに、条件反射できいているにすぎません。

 

やたらと走る、犬や猫の子のように動きたがるのが普通で、しかし、まだ防御は下手です。よく怪我をします。頭を打ったり、指を挟んだり。怪我をなるべくしないようにちゃんと守ってあげるのが親の務めです。子供の機嫌を損ねないで、守ってあげて、怪我をさせないのはとても難しいです。しかしできるだけ挑戦してみましょう。手間はかかるし大変ですが、これをやってあげるとそのあとが楽です。この二、三歳は大変ですが、躾の時期になると逆に大人の言うことを積極的に聞くようになります。親や大人を信頼してくれます。話を聞いてくれるまで、少し待つのが大切です。まだ、躾の時期に来ていないので、聞いているふりをしても、大人の言うことを聞いていても子供は暴れたいし動きたいし、衝動的に自分勝手にやりたいのです。だからなるべくそうして、躾はもう少し待つのがこの時期のポイントです。

 

怪我をしたら、どんな怪我でもそこに愉気します。医者に連れて行くまで時間があるので、その間でも愉気します。この時期の子供は基本的には親を信頼しているので、愉気してあげると、それだけでも気が通って良くなってしまうことがあります。実際に愉気は誰にでも効きますが、子供やペットに無心で愉気するのが一番効きます。どんな時でも子供にまず怪我したら愉気するといいです。痛いとか、病気になったら愉気します。愉快に愉気します。何か気になることがあれば愉気します。愉気とは触手療法のことですが、何か有効な光線が出ているとか、直してあげるとか思わないで、無心で手を当てるのがコツです。愉気は想像以上の効果があるので、是非やってみてください。お腹の中にいる時から胎児に愉気していると、反応はより良いです。でも3歳くらいまでなら反応はとても良いし、効果も高いのが愉気の特色です。本能的、野生的、自然的であるほど愉気は効きます。だから小さい子の子育て中のお母さんが愉気は一番上手いと思います。妊婦さんも上手いです。掌にピリピリしたり温かくなったり色々なことを感じるかもしませんが、呼吸を深くして、心配を愉気するのでなく、愉快に愉気して、リラックスして無心で手を当てます。ピリピリや温かみがきえて来たら手を放しても構いません。話してどうこう聞きたがるお母さんがいますが、要するに自分が心配なので安心したいだけです。そう言う時こそ、黙って無心に愉気をします。

 

⚫躾の時期(多くは4歳児以降)

4歳児以降になると、社会性が出てきます。3歳児までは衝動的要求に迷いがなく自分しかいないのですが、概ね4歳になると自分の他に他人がいて他人が考えや感情を持っていることがわかって来ます。相手の立場がわかり始めるのです。だから整体育児では4歳児は躾の時期と言っています。3歳児に厳しい躾をして、かえってこじらせて大人が子供を虐待してしまう事件が多く起こっています。「子供が言うことを聞かない 。躾をしてやった。」と。それは躾が早すぎるので聞かないのです。個人差はかなりあるものの、子供が「躾の時期」に成長してから躾をしましょう。厳しくするのは少し待ちましょう。

幼稚園や保育園に入れて、はじめなかなか集団に馴染めない場合は、まだその子に躾の時期が来ていないのです。本人はまだ自由奔放でいたい。3〜6歳児はこうした自由で欲求を認めることと、社会的関係的には自由を規制するということが矛盾したりすることもあります。これは個人差が大きいので、上の子がすぐ良く幼稚園に適応したのに、下の子は同じ年の時期でも抵抗反抗する場合もあります。本当に一人一人のその子の「躾の時期」に合わせて、少し待てば良いのですが、大人の事情でそういうこともできない場合があります。子どもが徹底して反抗するとき、無理やり集団に入れるとかえってこじらすこともあります。子供はまだ躾の時期に来てなくて、お母さんやお父さんと一対一で遊びたいのです。「隣の子はお友達が欲しいのに、同い年なのにうちの子はそうではない。親と遊びたがる。」と嘆いて隣に合わす必要はありません。

体力の強い元気な子ほど抵抗が強いので、大人の事情を覆して来ます。そういう時は、整体育児では時期を待つ、子供の身体に合わせる、強く管理しない場合が多いです。その時うまく管理できても後から大きな反抗をしてくることが多いです。特に、体癖の五種、七種、九種の割合が強いと反抗して来ます。彼らはあっさり簡単に諦めないのです。怪我をしたり喧嘩をしたり、身を張って反抗することもあります。一種、三種、偶数体癖の二種、四種、六種、八種、十種は比較的物分りが良いが、元気で躾前の時期の子は、衝動的自由が先に欲しいので、親の言うことを聞いても内心反抗したり恨んだりしています。だから、どんな子供でもあまり強制的に管理をしない方が良いと思います。

 

(体癖についてはFaceBookの小平整体塾のページの解説を参照して下さい)

 

親や学校の都合の良いように子供を管理し過ぎると、表面的なポーズではいい子になるけれども、本音や大人が見てないところで悪い事をするようになります。我慢したストレスを発散しようとして、怪我したり弱い子をいじめたり自然の欲求を殺したりします。

  こうした矛盾は頭や手やみぞおちなど体の各所に貯まります。背骨も上がってギザギザしてきます。中学生になると、こうしたストレスの溜め込みが大人並みにあります。そのまま思春期に入り、昔だったら結婚して子作りする時期に、受験競争や恋愛闘争や自己実現の模索など様々なストレスや競争に長期間晒されるのが現代です。ゲームやパソコンに走る子もいます。無気力になる子もいます。

10歳に初潮がきても、40歳まで出産できないとか、30年も無駄撃ちの生理期間が続きます。自然の成長の流れと社会的な環境が大きくずれてきているのです。

現在の社会の基本的態度は、子供は幼いので社会に適応すべく訓練することにあります。しかし整体の態度は逆で、3歳児までに自然にあった活元運動的な生命の要求を壊さずに保ったり伸ばしたりします。むしろ大人で早く子供らしさを失った人は、3歳児まで、躾の時期の前までにあった活元運動的な野生の感覚や要求を取り戻したいと潜在的には思っていることがあります。難しいですが、整体では野生を伸ばし個性を殺さず発揮して、社会に適応するべく育てて行くのです。一見整体は反社会的に見えるかもしれませんが、それは医者や教師や親が抑圧的、管理的になりすぎると、子供が子供らしく無くなって萎縮するからです。
過剰な管理に反発するのです。活元運動(赤ちゃんの様な自由なランダムな無意識的な動きを活発に出す方法)そのものを病院や学校でやれば、それはいけないことだと叱られます。活元運動は管理を破壊することになりかねないからです。

しかし時代や社会はだんだん規制と頑なな管理から柔軟になりつつあります。活元運動を人前でやってもそんな突飛なとこではなくなりました。カチカチの軍隊的体操より活元運動の方がいい面があると社会は見つつあります。色々な規制が緩んできて柔らかい生き方を認められつつあるのです。ガチガチの軍隊的身体よりも活元運動的な幼児や赤ちゃんの身体の柔らかさを目指そうということもあります。かと言って、内なる欲求に従って何をしてもいいというわけではありませんが。躾の前の3歳児までに子供の身体が退化して、様々な問題が出て来ているのです。現代社会はあまり厳しくしないで、自由にさせ、身体の基本の体力をつける運動をさせる傾向になってきました。人間が持っている本能的な生物的な自然の「強さ」と「柔軟さ」を活元運動や愉気を子育てでして行く事で、子供を柔らかく野生的に保つ。時間をかけて家庭でそれを実現できたらいいと思います。たっぷりそれをやって、それから集団生活に入れればいいと思います。

 

 

 

⚫歯科整体

 

  ヒロ歯科に通って、歯のあり方が体全体に深く影響しているのだと実感しました。歯の治療をしてもらうつもりで通い始めたのですが、ヒロ歯科では歯を削らないでゴムで摩擦するだけで歯並び全体を変えることがあります。すごく小さい刺激で、歯全体の噛み合わせや歯以外の他の体も変わってゆきます。例えば頸椎や骨盤などは歯の噛み合わせの調整で良く変わると思います。詳しく確かめたわけではありませんが、歯をちょっと刺激しただけで体はかなり変わると思います。

それから歯は固定したものではなく、動いているものだと思います。整体では背骨をよく観察しますが、問題のある背骨は動きが少ない。元気な背骨はよく動く。背骨は本来動くものだという考えがあります。それに反して西洋医学は背骨は動かないものだと考えています。死体の解剖学を基礎に研究して、背骨や歯は固定して動かないものと考えています。一般的な歯科も同じです。だから、歯はただ虫歯がなく綺麗にロボットのような歯並びをしていればいいと考えがちです。機械的に歯はロボットの様に綺麗に並んでいれば良いと。

 

しかし、野口整体から見ると、歯の矯正などでキレいに歯を並べようとすると、その負荷が頭蓋骨や頸椎や胸椎やその他の骨格が動いてバランスを取ろうとして大きく動くことがあります。

歯は綺麗に整然と動かないものではなく、少しずつ動きながら歯は自ら進んで最適の位置を見つけてようといる。歯を矯正で綺麗に整然と並べるように固定すると、その固定に反発して顎関節や頭蓋骨や頸椎や骨盤などが奇妙な動きをしてくることがあります。例えば、頭蓋骨全体がわねじれて来たり鼻の奥がねじれて蓄膿症になったりすることもあります。

逆にヒロ歯科で歯の噛み合わせを整えてもらうと、頭蓋骨や骨盤などが最適の位置を探して動き出して来ます。全身が、「整体」になろうとして動き出すのです。歯の噛み合わせを治療してもらっているのに、座っていると骨盤が動いて腰が少し痛くなるようなことがあります。

ヒロ歯科の噛み合わせの調整は慎重に少しの刺激で、微妙な噛み合わせの調整を行っているのでしょう。その微妙なこところはなかなか言葉で表現できないかもしれません。少なくとも、歯を調整すると、微妙な刺激でも背骨や骨盤が動いて歯から調整できると思います。歯の噛み合わせをヒロ歯科のように整えると、全身の骨格が整ってくることも可能だと思います。逆に一般的な強制的歯科矯正は全身の骨格のバランスを崩すこともありえます。強引で暴力的な面があります。

一般的な虫歯などの歯科治療や抜歯の後は、体の各所にアンバランスが残り、ちょうど打撲したような影響が残ります。治療後にしっかり整体を受けておくと良いことがお勧めです。

 

またヒロ先生によると、歯の基本は4歳くらいに形成されるので、野口整体と同じく小さい頃がとても大切になる様です。学校に入ってからでは遅いので、お母さんの役割は大きいと思います。今日本で虫歯は減って来ているそうです。しかし、矯正の対象が増えているし、顎が細く噛み合わせが悪くなって来ているそうです。歯の問題は虫歯の数だけでなく、身体全体や歯の噛み合わせや顎の形に問題があって、しかも4歳頃にそれが決まってしまうということです。顎や姿勢全体が退化して、普通の歯科医や医者はあまり頼りにできません。お母さんが頼りなのです。

 

歯とハイハイ期の関係はまだ研究が進んでいません。しかし子供にしっかりハイハイをさせることは、歯にも大事な意味があると思います。家庭でお母さんが、歯や顎についてできる事、するべき事があるでしょう。まだはっきりわかりませんが、模索中です。歯科整体として。

 

Wednesday 13:16

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⚫パカマーで寝たきりの人へマッサージ

タイのマッサージの技法に、布を使って タイマッサージ風に揺すったりストレッチするのがある。パカマーという。僕も以前知り合いのノリさんから少し習ったことがある。その時はそれなりの認識だった。

 

先日いとこが脳出血で倒れ、病院に見舞いに行った。かなり重症で、喋れないし起き上がれない。座ることも立つこともできない。するとリハビリもほとんどできずに膠着状態になる。

 

体を触ってみたが、コチコチで、家庭で普通の人がリハビリ的な回復の運動刺激をするのはほとんどできないだろう。舌骨を揺すったり、目の周りを押さえたり、アキレス腱を緩めたりしたら、気持ちよさそうにしていた。しかしもっと大きな体の関節を緩めたい気がした。

 

パカマーの写真を見ると、布の上に脚や腕や胴体を乗せて揺さぶるだけで、気持ち良さそうだ。一般の人でもできそうだ。

 

脳卒中になって動かさないで寝たきりになると、どんどん硬くなる。特に半年くらいのうちにリハビリで動かしてやると、どんどん回復してくるが、あまり動けない人は、周りの人がなんとか動かしてあげて刺激を加えてやるしかない。

 

そんな時、パカマーは役に立つ。タイマッサージの基本ができていると、なおパカマーの使い方が巧妙になる。全身の固いところ、動かせないところにも、パカマーを使えば揺さぶれる。

 

Wednesday 13:08

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